家を蝕むシロアリの生態
住環境を脅かすことで知られているシロアリですが、生態について詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。シロアリ被害を予防するためにも、シロアリの生態について知っておきましょう。
家屋に被害を与えるシロアリの種類
シロアリの種類は世界中で2000種類以上と言われています。日本には20種類前後のシロアリが生息しており、そのなかで主に家屋に被害を与えているのがヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
シロアリによる家屋への被害は火災による被害よりも上回るとされ、深刻な問題となっています。
ヤマトシロアリとイエシロアリの違い
家屋に被害を与えるヤマトシロアリとイエシロアリは、活発に行動する時期や時間帯が異なります。ヤマトシロアリは3~5月の雨上がりの昼間に、イエシロアリは6~7月の夜間に活発に活動します。
また、イエシロアリの巣は固定的で、王と女王がいる本巣とは別に分巣があり、コロニーが大きくなるとさらに分巣を増やしていきます。
一方、ヤマトシロアリの巣は流動的で、加害(餌場)の進行度・気候・木材中の湿度など、環境の変化によって巣を移動させています。
地面から侵入してくるシロアリ
ヤマトシロアリ・イエシロアリともに地中から侵入してくるため「土壌性シロアリ」に分類されます。地面から侵入したシロアリは、水分補給ができる環境があれば壁の中や屋根裏まで侵入していきます。
侵入してきたシロアリはガラスと陶器以外はなんでも食し、本巣と餌場の中間となる場所に分巣を作り、どんどん家屋全体を蝕んでいくのです。
また、シロアリは日光などの光を嫌って、光の当たらない床下に道を作る傾向にあります。木材を食害する際も表面の皮1枚を器用に残すため、木材が侵食されているのも気づかないうちに被害が進行することも少なくありません。
そのため、シロアリ被害を最小限に食い止めるには、早期発見と予防・対策が大切です。
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