シロアリの生息エリアと分布
現在日本で確認されているシロアリは約20種類いますが、とくにイエシロアリとヤマトシロアリの2種類は建築物に大きな被害をもたらしています。シロアリの種類によって生息エリアは異なるので、お住いの地域にどのシロアリが生息しているのか把握してシロアリ被害を未然に防ぎましょう。
ヤマトシロアリ・イエシロアリの生息エリア
ヤマトシロアリは北海道北東部を除く日本全国で見られ、イエシロアリは暖かい南の地域を中心に生息しています。しかし、ここ数年でヤマトシロアリやイエシロアリの生息エリアが北上しており、西日本の太平洋側沿岸部を中心に生息が確認されるようになりました。
イエシロアリとヤマトシロアリでは駆除や対策の方法が異なり、イエシロアリのほうが食害のスピードが早いため、生息が考えられる地域の方は注意が必要です。
外来種「アメリカカンザイシロアリ」の生息エリア
近年では、アメリカカンザイシロアリなどの外来種による被害も増えてきています。本来は日本に生息していない種類でしたが、木材や家具の輸入によって日本に持ち込まれました。生息エリアは広くありませんが、福岡県や熊本県の一部、関東地域の一部、宮城県の一部など全国各地で確認されています。
元々日本に生息していたシロアリとは違い、ほとんど水を必要とせず巣や蟻道もつくりません。そのため、予防や発見が難しく、気付かないうちに家具や建物全体を食害してしまうのです。食害孔から乾いた砂粒状の糞を排出する特徴があるので、家具や建物の周りに羽や砂粒状の糞が落ちていないか注意して観察してみましょう。
生息エリアが集中している「カンモンシロアリ」「ダイコクシロアリ」
ヤマトシロアリやイエシロアリと違い、生息エリアが一部に集中しているのがカンモンシロアリとダイコクシロアリです。
カンモンシロアリは、関門海峡を挟む山口県下関市や福岡県遠賀市を中心に生息しています。生態はヤマトシロアリと似ていますが、天井にまで被害が及ぶことがあります。そして、ダイコクシロアリは沖縄県や奄美諸島、小笠原諸島で生息が確認されています。
どちらもアメリカカンザイシロアリ同様、乾燥に強いため気付かないうちに建物を食害してしまいます。
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